2024-01-01から1年間の記事一覧

悲しい

悲しいことばかり、だ。

やだ

愉快な趣味しか持ってない奴には、クソ程しけた気分の時に聞く、明るくてアップテンポな曲の良さがわからないだろう。耳元で馬鹿みたいにうるさい音がなって、イライラとしらけの両方がリズムに乗って。

自分らしさ

夜になって行き場のないことばを書きつらねているときが、いちばん自分らしいと思う。 引きこもっていた時は、ずっと人から見られているような気がして、昼間に出掛けられなかったし、ゴミも出せなかった。外に出る時はいつも薄暗い夜道だった。歩きながら、…

会社

単純とか効率が悪いとかいわれる仕事でも、充分に給与が支払われて、生活できる世の中が理想だと、僕は思っている。周りの人がそう思わなかったとしても。 世の中をよくするとか、そういうのは、資本を集めるためのお題目で理想ではない。世の中をよくしたけ…

生誕=追認

ひとは自分の生まれた時のことを覚えていない。「物心がつく」という言い方をするけれど、自分が誰であって世の中がなんであるかがわかるのはずっと先のことだった。 思えば、何もないところから誕生したということはなかった。こういう風に言うことは、つね…

読むなら

面白かったり、共感できたり、勉強になるのではなくてただ読めるものを読みたい。 本から得た知識を人生に持ち帰るとか、共感によって些細な慰みを得るだとか、そういうのはいらない。本の主人は人生ではない。 同じ頁をなんどもめくって、繰り返し繰り返し…

必要な時間

音楽を聴くには音楽を聴く時間を作る必要があると思った。移動中にきくとかではなくて。

空腹

おなかすいた…… おなかがせつない……

ニュータウン

山を切り拓いたニュータウンの街並みは、入り組んでいて近くに見える建物がとても遠い。だから、目的地まで思った以上に時間がかかるし、まるで迷っているかのような経験をすることになる。何度も道を曲がっているから、目的地はたまにしか見えない。額が汗…

料理の話

ひとと料理の話をすると、キッシュを食べたくなる。むかし大学のそばにあった喫茶店で、お昼休みを贅沢に使って二人で食べたのを思い出す。その店ももう潰れてしまった。すべて、なくなってしまった。

邦楽

歌を聴くのが好きで、歌詞を聴くのも好きだけど、歌詞みたいなことをブログに書いたら違和感というか、気持ち悪い気がする。(気持ち悪くないブログは目指していないが……)「音楽の」ポップな感じをまねしたいと常に思っているし、歌詞と文章の境界があると…

タイトル

妄想が止められない状態で、タイトルだけが妄想を止められる。

切り売り

尊厳を切り売りしています。

パチン、パチン、パチン

玄関の明かりをつけて、消して、それから部屋の明かりをつける。目覚ましが鳴ってからは、ずっと音楽。この嬉しさ。

見下ろす

家に真っ直ぐに帰らず、マンションの屋上によっている時、嬉しいような悲しいような満足をして、元通学路の交差点を見下ろして、小さくなった信号の明かりを見て、手元に目を落としながら息を吐いて、そして吸ってを繰り返して、そうしていると、ああ早く大…

歴史のテスト

休日なのだから、もっと長く寝ていたかったけれど、朝早くに目が覚めた。金曜日の夜は眠りに叩き落とされるから、土曜日にはもう起きている。 思わぬ時間を与えられて、どうしようもないから、まどろみながら、記憶に浸る。今日はその中でもくだらない知識を…

一週目

どっと疲れた。気が遠くなりそう。

注文

レストランで料理を注文するときは、ふつう、メニューから食べたいものを選んでから、店員を呼んで料理を頼む。このものを食べたいという欲求がまずあって、それから言葉にして伝える。 僕はレストランではまず店員を呼ぶようにしている。そうすると注文しな…

冷えた水

冷えた水は冷えた水の味がするから美味しい。味覚の種類は5つあるらしいけど、ほんとかよと思う。冷えた水を飲んで、味じゃない味を味わっている。 僕は味じゃない味を味わうことができて幸せだけれども、こんなめちゃくちゃな言葉遣いをしていたら、言葉の…

ゆきづまり

新年度になったけど、消化してる仕事より溜まっていく仕事の方が多い。今日は早めに帰宅したけど明日は大丈夫なんだろうか。ひとつひとつの仕事に時間をかけ過ぎてる気もするし、どれも中途半端な気もする。 お客さんと話すのも苦手だし、訓練する時間もない…

希望

もっと長い文章を描けるようになりたいな。

読書のこと

本を読んでいると、ときどき、この本は僕ではない別の誰かに読まれたほうがいい、と思う。とくに1年前の今頃はそういう気持ちが強かった。自分が本を読んだところで、仕方がないんだ。 僕は世間知らずで無知かもしれないけれど、読書ということでは、行き着…

春2

暖かくなったから、身体が滑らかに動くようになる。冬の寒さは身体を硬くする。肩に力がはいって、手もとに引き寄せられる物が少なくなる。 春になったから、周りがすこし広くなった気がする。次の動きをイメージできる。身体の感覚が、ぐっと押し広げられる…

美しいと思うもの

雨上がりの湿り気を残しながら今夜は冷えていく。街中のガラスが曇っていく。つまり、美しい夜。

疲れると

考えるときは頭を抱える。 シャンプーするときは考える。 文章を書くために考えている。 考えていると疲れる。 よくわからない色と図形がたくさん思い浮かぶ。

もっと

これから幸福になるには、しないといけないことが沢山あると思う。 もっと沢山の本を読んで、もっと出かける時間を増やして、もっともっと文章を書かないといけないなと思う。 今みたいに中途半端に本を読んで何かを書こうとしているだけだと、かえって辛い。…

昔住んでいた街

休日、午後。 日は陰り、窓からさす光は少ない。 明かりを消して、誰もいないみたいな部屋。 マグカップの底に、コーヒーのしみ。 台拭きは乾き、けばだっている。 壁にもたれ、俯いて見る。 澄まし顔、はにかみ笑顔。 コーヒーの香りが夕陽の方へとさそう。…

最近知ったこと

最近わかったことは、旅行ってひとりでするものじゃないってこと。ひとりで行ったっていうと驚かれる。わかんないなあ。

観念的な暮らし

休みの日は頭が文字で壊れちゃいそうになる。だから昼寝をする。すると今度は妄想で頭が割れそうになる。一人暮らししたい。

駅の数

乗り換え駅から会社の最寄り駅までの、駅の数をまだ知らない。それって幸せなことだと思う。子供のときは電車で出かけると、あと何駅で着くか、そわそわしながら数えていた。今は落ち着いていられるのが嬉しい。 実はこの文章を書いている間に、少しだけ数え…