2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

へー

新幹線のトイレの中に鏡がついていたんだけれど、鏡の下の方は曇っていて、ちょうど便座に座った時に顔が見える位置にはドットがついていた。工夫されているなと思う。 こうやって気遣ってくれる人がいるのが面白い。 ちなみに新幹線のトイレには、上着をか…

走る

朝の駅。 電車のドアが開くと同時に、いい年をした大人が走り出す。次の電車はすぐなのだろうか。つられてまわりも、走る。走る人たちは、恥ずかしいとか、みっともないとか思わないんだろうか。 もう充分おとななのに、賢しい子どもみたいな目で見ている。…

嫌いなもの

嫌いなもの:用語 ある特定の領域の用語で、別の領域を説明しようとするなんて、許せない。それは、意味が通らないからではなくて、語句がそぐわないから。 日常会話で「はぁ」とか「わけわかんない」とかいう人はいるけど、「そぐわないわ」とかいう奴はあ…

可能性

自分の頭の中で想像したことを、世界のうちにあって、他人にも共有されているような、ある可能性と捉えてしまうことがあるけれど、実際には思い込みに過ぎなかったりする。 ただの思い込みを、可能性とよんだりしてる。

100km,200kmの移動は当たり前で、数時間後にそこにいる自分を、数歩先にいる自分と同じように想像する。 想像しているのだけど、人からの言葉で風景が一変する。少し暗くなり、しんと静まったのがわかる。一言で、触れたら溶けてしまう、あの雪が降る。 身体…

かかと

冬で踵がどんどん分厚くなっていって、裸足でもまるで靴を履いているみたいだ。厚ぼったくて体からはみ出ている。

今日

すごく心配していたことが、大事にならなくてほっとした。仕事で一度うまくいかないと、他も同じように失敗するんじゃないかとか、思ってしまう。止まらない思考、みっともなくて悲しい。

下地

例えば赤色を塗る時に(髪を染めるときでもいいけど)下地を白く塗ってから赤い塗料を使うのっていいよなと思った。そういうルールって没頭できる。

毎日

適当に文章を書いていれば満足できるんだから、調子いいよなあと思う。結局、嫌な気分だってずっと続いてもいいと思っている。耐え難い、やってられない、と思っても全然引き延ばしていく。なんとなく興奮した感じ、幸福な感じがある。子供じみたままずっと…

節約

他人に自分の人生を押し付けてばかりいる。 いつからか、もうずっと、しんどい気分な気がするし、そういう人生を表現するように努めてしている。全身の生毛が、哀れみや呆れを絡め取るようになったのがわかる。目線と目線が触れ合った時、人生の押し売りが始…

仕事で失敗して居心地の悪かった時も窓の外は暗かったし、晩ご飯を食べている時も窓の外は暗くって、それって随分前のことなのに、今と同じ暗さなのは冬って感じ。

不思議

柔らかい布団、柔らかいから好き。不思議。

「そういう問題じゃないわ」という可能性がずっとある人生。 そういう問題じゃない。 じゃあ結局なんなんだろうってわからなくなる。

なんかもう常に、自分にとっても、他人にとっても、いい選択肢を踏めなくなったなって気がします。こうやって特権的に書き込める場所に、自分の言葉だけを充満させていったら、何とも折り合いをつけられなくなってしまう気がします。人の話を聞く余裕がない…

骨2

人生 「"人生"の意味」って言い方は変だ。人生でも「人生の意味」でも言わんとすることに大差ないのに、わざわざ人生「の」意味と併記するのはしつこい。 "人生"から意味を切り離すことは難しい。今までの人生を話そうとすると、お世話になった物事や、転機…

僕は、鼻からは鼻水が、口からは声が、目からは視線を出している。それだけじゃなくて、身体中から何かを出しているし、大体のところを切ってみれば血が出てくる。僕は緩慢な仕方で排出し続けているように見えるかもしれない。 でも実は尾骶骨をもっています…

タイトルなし2

これからの毎日が、これまでの毎日の続きと、その否定にしかならないなら恐ろしい。スマートフォンの予測変換みたいな日がまたやってくる。はやく春になれ夏になれ。 間違ったこと、理不尽なことだけでなく、正しいことにも我慢しなきゃならない。正しい言葉…